五十肩
★特定症状専門治療★
- 特定の症状に対する専門治療です。
- 衝撃波治療器、ハイボルト治療器、超音波治療器等、特殊治療器を含めて最善の治療を行います。
- 症状改善のゴールを定めて一定期間集中して治療し、痛みを早期に改善しましょう。
肩の症状
五十肩とは?
中年期以降に肩の痛みを訴え、肩の動かせる範囲が減少する症状の一般的な呼び名です。
診断名は、「棘上筋腱鞘炎」「棘上筋炎」「肩峰下滑液包炎」「癒着性肩関節包炎」「上腕二頭筋長頭腱炎」などがあり、まとめて「肩関節周囲炎」とも言います。好発する年齢が50歳代、40歳代なので五十肩、四十肩と呼ばれます。
典型的には、(1)痙縮期(2)拘縮期(3)回復期の3つの病期があります。痙縮期は痛みのために肩の自動運動が制限される時期、拘縮期は関節自体が硬くなり他動運動が制限される時期と考えられています。回復期は痛み、可動域ともに改善する時期です。放置していると長い人で1年から2年症状が続く場合があります。
障害される日常生活動作として「結帯:腰の後ろに手を回して帯を結ぶような動作」と「結髪:頭の後ろに手を回して髪を結ぶような動作」が代表的です。
五十肩の主な原因

日常生活の中で腕を使っていると、徐々に肩周辺の関節がずれてきたり、筋肉が疲労し硬くなってきたりして、肩の動かせる範囲が狭くなって動かしづらくなってしまいます。そのような状況の中でも腕、肩を動かしているので摩擦が起き、周辺の組織が損傷、炎症を起こして痛みが激しくなってしまいます。普通に生活しているだけで40歳代、50歳代で発症しやすいですが、腕や肩を多用する仕事やスポーツをしていれば、もっと早い年齢でも発症しますし、逆にあまり多用しなかったり普段からストレッチなど柔軟性を高めていたりすれば、遅い年齢で発症するか発症しない場合もあります。
重いかばんを毎日持つ、手仕事・家事をする、野球・テニス・バレーボールなどの投球動作のあるスポーツをするなどが早期発症の原因となります。また、普段の姿勢が悪いと(猫背だと)肩の関節可動域が著しく制限されるので、早期発症の原因となります。
障害を起こしやすい部分は肩甲骨と上腕骨の間で、棘上筋や肩峰下滑液包がはさまって損傷を起こします。しばらくすると炎症は治まって痛みは和らぎますが、周辺組織が癒着・固着を起こし硬くなり、肩の動かせる範囲が著しく狭くなってしまいます。


どんぐり整骨院での五十肩の治療
1. 硬くなっている背中、肩、腕、胸、わき腹、首の筋肉をほぐします。

2. 肩甲骨周囲の筋肉をほぐしながら、肩甲骨の動きを付けていきます。

3. 肩関節の動きを付けていき、可動域を拡げていきます。

4. 頚椎(首の骨)を矯正します。

5. 姿勢を悪くしている背骨を矯正、ストレッチします。

6. 超音波治療器にて、深部の固着を緩めていきます。

※炎症が激しい時期には運動療法は少なめにし、冷却を含めた治療を行います。
あまりの痛みで腕がほとんど上がらない、腕の重みだけでも痛い、痛くて夜も眠れないなどのさらに激しい症状の場合は、整形外科での注射をオススメすることもあります。